茶畑に立つ扇風機の意外な効果 茶畑の働き者たちを紹介します

のりすけです!茶畑に大きな扇風機が立ち並んでいる光景を目にしたことのある方も多いと思います。でもあの扇風機は何のために回っているのか?真夏に熱くなった茶畑を冷やすため?風力発電?今日はそんな皆様の素朴な疑問に私からお答えします!

風の力で新芽の命を守る、茶畑の強い味方

「風が無く雲もない寒い夜、地表の温かい空気が上空に逃げる「放射冷却現象」が起き、地表面の温度が0℃以下まで下がると、お茶の葉や新芽に霜が発生する危険性が高まります。新芽に付いた霜を放置すると、その部分は一夜にして茶色く変色してしまうのです。そこで、扇風機の風力で温かい空気を地表に押し下げることで霜の発生を未然に防いでいるのです。」

夜の茶畑で働く頑張り屋 霜対策はスプリンクラーにおまかせ!

「有明町の茶畑を巡っていると、茶畑から並んで顔を出すスプリンクラーの姿もよく目にします。彼らの役割もこれまた新茶の新芽を霜の被害から防ぐこと。寒の強い夜には、スプリンクラーで茶葉や新芽に当たるように水を噴射します。逆に、水が凍ってよくなさそうですが、大丈夫!実は水が凍るとき、水1gに対して80calの熱量を放出して周囲の温度をわずかに上げるんです。」

茶畑の万能選手 スプリンクラーは新茶の守り神

「つまり、スプリンクラーで撒いた水を新芽の表面で凍らせ続けることで、新芽の周囲の温度を0℃前後に保って霜の被害を防ぐ。この逆転の発想とも言える画期的方法は「散水氷結法」と呼ばれ、春先の霜対策に特に大きな力を発揮しています。また霜を防ぐだけでなく、真夏の渇水対策や害虫駆除にも効果のあるスプリンクラーは、まさに茶畑の守り神なんです!」

「茶畑ビデオ」~力強く回る、茶畑の扇風機