仕上げ加工にせまる!伊藤園こだわりの火入れとは。

全国の茶産地で摘採された新茶の荒茶が、伊藤園の静岡相良工場に続々と届いています。ここでは伊藤園社員の茶師により、お茶のうま味や香りをさらに向上させて製品化する仕上げ加工が施されています。茶師とは良質な茶葉を見極め、美味しさを引き出して仕上げる職人のこと。静岡相良工場に勤務する、伊藤園第一製造部部長の岩崎尚彦さんに、仕上げ加工について伺いました。

美味しさの追求の中でたどり着いた「新・後火仕上げ製法」。

岩崎部長「最初に、搬入された荒茶をふるいや風力を使って選別します。その後、茶葉の形状ごとに分けてそれぞれ熱を加え、乾燥させて水分量を低下。味や色、香りを向上させる「火入れ」を行います。これが、お茶の美味しさを追求する中で生まれた伊藤園の「新・後火仕上げ製法」です。」

効率よりも美味しさが大事。お茶の伊藤園として、とことん味を突き詰めます。

「新・後火仕上げ製法は、茶葉の選別前にまとめて火入れするよりも手間がかかります。しかし、太いもの、細いもの、大きいもの、小さいものなど、茶葉の大きさや形それぞれにとって最適な火入れを行えるため、茶葉のうま味や香りを最大限に引き出すことが出来ます。」

茶師の鋭い感覚が試される。自分の中に、ゆるぎない物差しを持つことが重要。

「火入れ途中で火入れ機から何度も茶葉を取り出し、検茶室で淹れて味や色、香りを厳しく検茶し、随時火入れ時間などを調整します。用途にもよりますが、茶葉をいくつかの形状に分けて同時に火入れする場合、一日に100回以上検茶することも。鋭敏な感覚が必要なため、この時期は特に体調管理に気を遣います。」

何重にもわたる品質チェック。最後の最後まで責任を持って見届けます。

「火入れを終えて冷却された茶葉は、用途やお客様の好みに合わせて他のさまざまな条件の茶葉とブレンドされます。茶農家と協力しながらの茶葉づくりから始まり、仕上げ加工まで伊藤園社員が責任を持って行うことで、安全かつ美味しい製品をお届けできると自負しています。」

多くの人の熱い想いを乗せ、仕上げ茶がついに完成!

相良工場での仕上げ加工を経て、ついに仕上げ茶が出来上がりました!その後、仕上げ茶は、さらなる厳重な品質チェックを受け、ようやく美味しいお茶になるのです。茶畑から皆様のお手元に届くまで、長かった道のりも後もう僅かです。