この日を境に夏が来る? 八十八夜に隠された秘密とは?

のりすけです!新緑がまぶしい季節になってきましたね。さて、今日は立春から数えて88日目、そう「八十八夜(はちじゅうはちや)」なんです!でも、なぜ八十八夜が特別視されるのか気になりますよね。今回は八十八夜に隠された秘密を探ってみましょう!

八十八夜は縁起のいい日でもあり、警戒すべき日でもある特別な日

八十八夜は春から夏に移る節目の日、"八十八"という字を組み合わせると「米」という字になることから農家さんにとって夏への準備をするのにも縁起がよいとされ、新茶の摘み取りを行う茶農家さんも多いのです。しかし、「八十八夜の忘れ霜」とも言い、急に気温が下がって霜が降り、思いがけぬ被害を被ることを警戒する日でもあります。

「あかねだすきに菅の笠~」 お茶摘みの装束にも意味があった!

「夏も近づく八十八夜~あれに見えるは茶摘みじゃないか、あかねだすきに菅(すげ)の笠」で知られる唄ですが、この歌は、1912年明治45年に尋常小学校唱歌として発表されたもの。「あかねだすき」とは、着物の袖をまくる時に使うたすきに、昔、止血の薬として使われていた「あかね」を塗り込んだものだそうです。昔のお茶摘みは大変だったんですね。

昔から知りたかった「茶壺に追われてトッピンシャン」の意味とは・・・

他にも「茶壺に追われてトッピンシャン~」という唄がありますが、これは、徳川幕府 が将軍用の御用茶を産地から運ぶために行われた行列のことを唄ったもの。御用茶の入った茶壺は、なんと専用の輿(こし)!に乗せられて運ばれ、庶民は行列を見ることさえも許されず、戸をピシャッと閉め、通り過ぎたらヤレヤレということが唄われたのだそうです。