見渡す限りのお茶畑!大分県杵築市で新茶の初摘みがスタートしました!

皆さまいかがですか?地平線まで続く壮大なスケールの茶畑!ここは、伊藤園が茶産地育成事業を行っている、大分県の北東部に位置する杵築(きつき)市の広大な茶畑です。今回私は、伊藤園とともにこの地でお茶づくりを行う、農事組合法人 カヤノ農産の河野杉雄(こうのすぎお)さんにお話を伺ってきました。

茶を植え始めて10年の節目の年。小さかった苗木が、立派な茶の樹に育ちました。

河野さん「伊藤園さんの茶産地育成事業の中で、ここ杵築市でお茶づくりを始めてから早10年。2006年から徐々に植えてきたお茶の苗木もそれぞれ立派に育ち、2010年以降に茶葉を収穫できるようになりました。今年もいよいよ新茶の摘採が始まり、荒茶工場で加工した荒茶を、伊藤園相良工場へ順次発送しています。」

多忙極める新茶シーズン。伊藤園から良い評価をもらえれば、それが元気の素になる。

「今年は目立った霜の被害も無く、年間通じて気温が順調に推移したこともあり新茶の出来は上々。4年前に完成した荒茶工場での加工も苦労の甲斐あって軌道に乗り、伊藤園さんの品質基準もクリアできてます。日々の農作業や加工の工夫が評価につながったと実感するときは、嬉しくて思わず笑顔になっちゃうよ。」

美味しいお茶づくりのため、計算を重ねた茶畑づくり。産地を一からつくる利点とは。

「この地区は来年50haの造成を完了する見込みですが、摘採作業の効率化のために茶畑のうねの長さを統一したり、茶葉を運搬する道路やお茶の生育や加工に関わる設備など、伊藤園さんと協議して全て一からつくってます。耕作放棄地を開墾して畑を一か所に集約してるから、管理や摘採の計画も立てやすいんですよ。」

人材育成は大きな課題。お茶を受け継ぎ、成長する姿に頼もしさを感じます。

「お茶づくりに限らず、後進の育成はとても大切。まず基本を教えて、それぞれの作業が茶の仕上がりにどうつながっていくかを、畑から加工まで一貫して把握させる。私も25年程前、機械の掃除からお茶のイロハを学びました。教えた後輩が、自分の考えに基づき率先して仕事をこなす姿を見るのは嬉しいことです。」

新茶の季節は体力勝負。お茶づくりのだいご味を味わえる、喜びの季節でもあります。

「この時期は一日中工場が稼働し、生活が昼夜逆転することも。きついと感じるときもあるけど、多くの手間をかけた新茶で失敗はできません。それに、経験や技術をフルに活かしてより良いお茶の評価につなげていくことは、お茶づくりの一番のだいご味であり、面白さ。これからも従業員一丸となって頑張ります!」