お茶一家に嫁ぐということの運命、責任。そして彼女たちの思い描く未来とは。

茶農家に嫁いだ奥さまたちの熱い想いをお届けする「お茶農家に嫁いで」シリーズも、今回でいよいよ最終話。奥さまたちの、今、そして将来について、お気持ちや決意を語っていただきます。3人のものがたりをお届けすることで、「お~いお茶」のおいしさを、また一味違ったものに感じていただけたら幸いです。

おいしいお茶づくりも、良い子育ても、互いの思いやりがあってこそ。

亜矢子さん「仕事では、他の現場にも出向き、職場の雰囲気などを見て、荒茶工場の状況を教えてもらったり、従業員とのコミュニケーションをとっています。何か問題があれば提案して、少しでも皆さんの力になりたいな。10月に2度目の出産を控えていますが、主人の大輔さんも家族も優しく気づかってくれますし、不安はありません。」

これからも山あり谷ありだと思うけど、大輔さんを応援してついていきたい。

亜矢子さん「子育てが一段落すれば、仕事の内容や関わり方も変わっていくと思います。お義父さん、お義母さんの仕事ぶりを間近に見て、とても尊敬していますし、その責任の大きさも感じています。でも、今後も色々と学ばせてもらって、大輔さんたちと共に頑張っていくんだという楽しみも大きいですね。」

真剣だからこそ、ぶつかることも。夫婦で、家族で、理想のお茶づくりを目指す。

美希さん「お茶時期は、頭の中が一日中お茶のことばかり。でも将来は主人の晃くんと2人で経営していくことになるし、妥協はできません。お義父さんとお義母さんの優しさ、茶農家としての知識や経験をとても尊敬しています。先々は、2人になるべくゆったりと作業してほしいですし、私たちが必死に頑張らないと。」

主人の協力にも感謝。子供と一緒にいられるときは、ありったけの愛情を注ぎたい。

美希さん「息子の湊真(そうま)は甘え盛りの2歳ですが、忙しい時期は一緒にいる時間も限られます。少し前、「ママと一緒にいたい!」と大泣きする湊真を保育園に連れて行くことが、一週間ほど続きました。でも仕事のこと、会えない理由をしっかり話したら「僕もう泣かない!保育園行く!」と言ってくれて。成長を感じ、思わず大泣きしちゃいました。」

この仕事が大好き。子育ての後も一生をかけて、働ける職場があることの幸せ。

恵美子さん「昨年12月に長女も生まれ、今は仕事より子育てが中心。お義母さんの京子さんは、長男の優(ゆう)の面倒を見てくれたり、細やかに支えてくれます。ご自身が静岡から嫁いだこともあり、千葉から来た私を一番理解してくれているし、しかもお茶の大先輩。早く仕事に復帰して、しっかり恩返ししたいです。」